肩こり・首痛・頭痛(ストレートネック)

ー肩こり・首の痛み-頭痛(ストレートネック)ー

悪い姿勢は様々な不調を引き起こします。本来人のカラダの理想的なアライメントは、横から見たときに、外耳孔―肩峰-大転子-膝蓋骨後面-腓骨外果の前方が一直線に並んでいることです。そして脊骨(頸椎・胸椎・腰椎)は通常適度なS字カーブ(生理的湾曲)があります。頸椎は、7つの骨で構成され、横から見ると、前湾を形成しています。(胸椎:後湾、腰椎:前弯)

パソコンやスマホを見る時などの悪い姿勢とは、重い頭部が前方へ突出していることが多く、外耳孔が肩峰より前に出た状態が続くと頸椎がフラット(ストレートネック)になり、頸部や肩周りの筋肉に負担がかかり、肩こり、首痛、頭痛など様々な症状を引き起こします。さらに姿勢が崩れてしまうと、胸椎の動きが悪くなり、上肢のしびれや腰痛までも引き起こしてしまいます。

ストレートネックを改善するには、胸椎の可動性をあげ、胸郭や肩甲骨、骨盤や股関節などの位置を整えることで、頸椎の位置を整えることができ、不良姿勢から抜け出すことができます。

改善・予防の一歩としてストレッチポールのエクササイズをお勧めします。ストレッチポールに仰向けに乗って、首のストレッチをしたり、肩甲骨を動かしたり、胸郭を動かすエクササイズをして胸郭を緩め動きやすくします。ぜひやってみてください。